私の知っている「世界五大宗教」について (第三回)

お待たせしました。さて今回の世界五大宗教でクローズアップしてご紹介する宗教は「ヒンドゥー教」です。今までに聞かれたことがある方もいらっしゃると思いますが、いま一度おさらいして往きましょう。

まずこの「ヒンドゥー教」が生まれた国は紀元前1000年以上も前のインドです。当時は「ヒンドゥー教」として最も古い段階にあたる呼称「バラモン教」と呼ばれ、日本でいう八百万の神のように、自然や生活を司る多神教の様相を呈していました。その神々をブラフマー(婆羅門)と呼ばれる祭司階級が祭儀によりマネージメントしていました。なお「ヒンドゥー教」の基本経典は“ヴェーダ”と呼ばれ、神々への祈りの文書が収められています。

インドに生まれた宗教の特徴として“輪廻転生”を前提とした考え方が広く分布しており、多くの修行者は“解脱”のための瞑想修行を良しとして仏教でいう坐禅に相当する修行法が「ヒンドゥー教」ではヨーガです。また今、与えられている人生を全うするためには 三つの目標 ダルマ(社会規範)、アルタ(実利もしくは政治)、カーマ(性愛、優美)の追求により、はじめて実現するものとされています。

そして現在の「ヒンドゥー教」の信仰の対象として最も有名な神は “ヴィシュヌ” と “シヴァ” という二体の男神です。“ヴィシュヌ”は温和と慈愛の側面を強調される神ですが、“シヴァ”は「破壊と死」「生殖と豊穣」の二面性を持つ神とされ、二体とも人気で、ともに最高神とされています。またこの二体の神に“宇宙の原理”ブラフマンを加え、三神一体(トリムールティ)という神学的概念もあります。これによれば、世界はブラフマンによって創造され、ヴィシュヌによって保持され、シヴァによって破壊されるという解釈です。面白い考え方ですよね。。。(^^♪

さて少し長くなりましたが、「ヒンドゥー教」についてどんな感想を持ちましたか?やはり、あまり接点が無くピンとこないイメージでしょうか?あの象の頭をした神さま“ガネーシャ”も「ヒンドゥー教」の神ですよ!ちなみに今回の写真はカンボジアにある“アンコール・トム”の写真です。この“アンコール・トム” 建築の基本構造はヒンドゥー教でいうところの宇宙観を基に成り立った、いわゆる“古代インドの建築理念”の影響が多々見られるそうです。私もいつかカンボジアに訪問して直接この目で見てみたいものですね。。。

それでは、次回の世界五大宗教はお待ちかね世界ナンバーワン信者数を誇る「キリスト教」についてです。お楽しみに・・・。※皆さんからのご意見ご感想、お待ちしています。どんなコメントでも構いません。お気軽にメールしてください。

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