私の知っている「世界五大宗教」について (第五回)

皆様、如何お過ごしでしょうか?さぁ、お待ちかねの「世界五大宗教」ですが、色々とご意見・ご感想などの反響をいただき、誠に有り難うございます。もう少し頑張って本ブログテーマとして、私で分かる範囲、続けて更新していきます!(笑) 引き続き、今回は「イスラム教」のコトについて迫っていきます!

「イスラム教」について、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?『ジハード(聖戦)』や『イスラム原理主義者』など『ISILイスラム国』といったイスラム過激集団などによる世界的な同時多発テロ・ゲリラ行為などで、あまり良いイメージを持たれていないかもしれませんが、元来イスラム教の信者(ムスリム)は、大人しく教典コーランに書かれている規範を順守する敬虔な信者が多く、モスクなどに熱心なムスリムは集い、イスラム法に基づく日に5度の礼拝などに代表される五行や六信など、とにかく戒律作法を重んじる宗教です。

その歴史については、五大宗教の中でも一番新しく「ユダヤ教」「キリスト教」などの影響を受けて、7世紀にやっと「イスラム教」が登場してきます。開祖はメッカの出身 “ムハンマド” で、唯一神アッラーが啓示した『コーラン』を教義の拠り処とします。それまでのアラブ諸部族は“多神教”を崇めてきたのですが、ムハンマドを預言者として一神教に帰依しました。教義では、神のもとでは人類はみな平等であり、民族も身分も貧富の差も関係ないとして、その教えはずっとユダヤ教にもキリスト教にも改宗を迫らない共存共栄の姿勢をとってきました。

そんな自身の信仰に熱心ともいえる「イスラム教」は、時代とともにイスラム帝国の発展を遂げる中、さらに宗派の分裂へ発展していきました。主だった派閥は大きく二つに分かれ「スンナ派」「シーア派」に分かれます。その二大宗派とは別に「イスラム神秘主義」なるスーフィズムという、“善き日常を送るためのガイド”という側面を持つ、いわゆる運動ともいうべき布教活動が世界各地で展開されています。そんな歴史とともに「イスラム教」は、今では世界で信者数15億~16億人ともいわれ、キリスト教に続き世界第二位の宗教となりました。

とにかく日本ではあまり馴染みのない宗教の数々ですが、世界の宗教は様々な教理を持っており、考え方や捉える角度などは様々ですが、実際に何を実践するのかというと、基本的には単純に教典を信じ、幾つかの根本的な戒律を守り、行事(作法)を守って生きていくということは、まさに世界共通です。「イスラム教」も同様に『コーラン』という根本経典を ①イスラム法  ②五行  ③六信 という3つの戒めを守り、最後の審判で来世は楽園か火獄(地獄)へ向かうとされています。

なんか全く理解できない世界の宗教も、考え方や守るべき項目を置き換えると、基本的に宗教である根本原理は一緒だと認識してもらえたら幸いです。さて、次回ついに最後の世界五大宗教「仏教」についてです。われわれ日本人には特になじみ深い宗教です。皆様、次回をお楽しみに・・・。

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